セキセイインコを捨てないで！大切な命。責任をもって飼おう。

捨てられるセキセイインコが増えています。大切な命、最後まで責任をもって飼ってほしいと願って記事を書きました。

セキセイインコは本当に愛情深く、飼い主の思いを感じ取ってくれる生き物です。小さくても大切な命です。寿命も長くてお世話も大変かもしれませんが、最後まで責任をもって一緒に暮らしてあげましょう。

この記事で分かること

• セキセイインコを最後まで責任持って飼うには？
• セキセイインコを捨てたらどうなってしまうのか？

セキセイインコを捨てたらどうなる？外では生きていけない

セキセイインコは、もともとオーストラリア原産の小鳥ですが、日本ではペットとして改良された品種です。日本の気候にはあっていませんし、一度人間に育てられた鳥は外では生きていけません。セキセイインコを捨てたらその子は野生では生きていけません。

野生の鳥のようには暮らせない

野生の小鳥の生存率はとても低く、スズメのような小鳥の生存率は一年未満でなくなるのが普通だそうです。

参考ページ→鳥類標識調査仕事の実際と近年の成果 目次｜山階鳥類研究所 (yamashina.or.jp)

飼っているセキセイインコの寿命は大きな病気がなければ10年以上生きることができますが、それは、家の中で育てているからこそなのです。

鳥の自由のために外に放っても生きていける確率は0に等しいのです。

野鳥のようには暮らせなので、捨てないでください。

猫やカラスに襲われる可能性が高い

外には危険がたくさんあります。

よく窓から外に逃げてしまった鳥さんの羽が家の裏で見つかったりする話がSNS上では流れますが、外に出ると猫やカラスに一瞬で襲われてしまいます。

人に飼われていた小鳥たちは外で生きていくことはできないのです。

もし捨てられたインコを拾ったらどうしたらいい？

もし、捨てられたセキセイインコを拾った場合は、ケースなどに保護して餌、水を与えてください。その後、交番に届け出ましょう。

動物病院に連れていける場合は、一度病院に連絡をしてから受診してください。外で過ごす間に何か病気をもらっている場合もあるからです。

SNSで飼い主を探す方法もあります。本当の飼い主に保護している声が届くとは限りません。もし、飼い主と名乗り出る人がいたら、インコの特徴を聞き出してください。（まれに、本当の飼い主ではない人にインコが渡されてしまうケースがあるようです。）

詳しく書いてあるブログがありました→インコを拾ったときの対応（インコの保護） (inkosuki.info)

捨てられたインコを保護する団体『小鳥レスキューの活動』

日本で数少ない、小鳥を保護しているNPO法人です。間違っても「この人たちに保護しれもらえばいいや」という気持ちでインコを捨てないでください。

小鳥レスキューは、飼い鳥の保護だけではなく、野鳥の保護もしています。

小鳥レスキューに関連するTwitterの声

小鳥レスキュー公式ツイッターです。小鳥レスキューでは、今移転のための寄付を募っています。

また会員活動に参加できる人や、里親になれる人を

寄付のお願い　(＞人＜;)

いま　コロナの影響もあり　3ヶ所の
施設の運営費が資金難です。
鳥たちの引き取りは増えてます。
寄付、会員さん、里親さんを募集して
います。　

寄付についての詳細　↓https://t.co/KRVSeSTe9Z pic.twitter.com/KOFlhReTaH

— 小鳥レスキュー隊の隊長 (@bono2019) March 25, 2020

テレ朝のニュースでも小鳥レスキューについて取り上げられました。今、経費がかさみ、存続の危機になっています。

コロナ過でショーに出る予定だったハトが捨てられたり、SNSを見て鶏を卵からかえして飼えずに捨てるといった新たな問題も起きています。

https://twitter.com/tv_asahi_news/status/1506882017941934082?s=20&t=njfif9O6Nz4uY29Av6nd6w

Instagramの投稿に小鳥を捨てないでと呼びかけたところたくさんの反響がありました。

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🐥あおいちゃん&ちまま💕セキセイインコの豆知識メディア🐥(@aoichan_0611)がシェアした投稿

悲しい思いをする小鳥さんたちがいなくなりますように。

セキセイインコを安易に捨てないで。最後まで責任をもって飼おう

セキセイインコは本当に愛情深く、かわいらしい生き物です。

鳥たちには人間と同じように感情があります。鳥が売られている値段は犬や猫に比べると安価ですが、命の重さには変わりはありません。

鳥の寿命は10年以上あります。長生きした時も最後まで大切に育てられるか、よく考えてからお迎えしてくださいね。