神奈川県高座郡寒川町にある和菓子屋さん「吉祥庵」で爆発的な人気を集めている「インコちゃんズ」シリーズ
InstagramやX(旧Twitter)で話題になり今ではラジオ番組の取材や新聞の取材など多くのメディアに取り上げられるほどの人気の和菓子屋さん。
今回はなぜ和菓子屋さんがインコを和菓子にしようと思ったのか、インコシリーズに込めた思いなどを取材してきましたのでぜひご覧ください。
店主の和比古さんは和菓子の品評会で6年連続入賞する腕前でX(旧Twitter)やInstagramで投稿開始すると同時に人気が急上昇。
インコちゃんズがバズって予約もすぐに埋まってしまい、午前中には完売するほどの人気店です。
人気の「インコちゃんズ」
店舗の外装です。
地元で愛されるお店を大切に引き継がれ、取材させていただいた当日も次々とお客様が来店されていました。
インコの和菓子を作るようになったきっかけ
最初はフグの和菓子を作っていたそうですが、緊急事態宣言の際、知り合いの方に「インコを作ってみたら」と言われ、オカメインコなら作れるかもと作ったのがインコちゃんズのスタートでした。
元々お父様の影響で鳥好きだったこともあり、こだわりの練り切りの技が駆使して丁寧に作ることが和菓子との相性が良かったそうで、文鳥やセキセイインコ、と徐々に種類も増え、今ではその時期限定の「インコちゃんズ」を作成しているそうです。
最初のインコちゃんズは現在の形より丸みがあったと話す店主。
こちらが2020年にインコちゃんズのスタートした頃のインコちゃんズです。
この姿も可愛いです。
最近ではインコちゃんズのファンの方から色々なインコシリーズの頂き物をされるそうで店内にはお客様からの沢山の愛情のこもった作品や写真、インコちゃんズを自宅にお迎えされた方が写真集を作られてプレゼントしてくださる方も。
地域の皆さんに愛され続け、新たなお客様もインコちゃんズからつながるご縁に感謝していらっしゃいました。
素敵なお客様からのプレゼントがこちらです。
全てフェルトや色々な素材て作られており、和菓子?と思うくらい素敵な作品ばかりです。
お写真もまるで本当にインコを撮影したかのような素敵な写真に店主は喜んでいらっしゃいました。
インコ和菓子の生みの親 吉祥庵店主のこだわり
小豆で作るあんこは全て自家製。
インコちゃんズシリーズにゆずあんを使っているシリーズがありますが、そちらのゆずも自家製で作られております。
父から受け継いだ大切なこだわりの味。店の品はほぼ全部一人で作るそうです。
平な状態で鳥の色を配置したあんでこし案を包み、茶巾で絞って丸い形に絞り出し柄も綺麗に出るように配置する職人技。
その後立体的に鳥の形を絞り出した状態から丁寧に形を表現していく和菓子職人のこだわり。
インコちゃんズ種類
インコちゃんズ(レギュラーメンバー)
オカメインコ(ルチノー)
セキセイインコ(ブルー)
オカメインコ(ルチノー)
セキセイインコ(グリーン)
インコちゃんズ期間限定コレクション(中のあんもご紹介)
この他にも随時色々なシリーズを店主が楽しんで作っていますので、ぜひInstagramの投稿を確認して今何を販売しているのかチェックすることをお勧めします。
インコ和菓子 期間限定シリーズ(種類は店主のこだわり期間のみ販売)確実に購入するためには
インコちゃんズレギュラーメンバーはご予約が可能です。
予約は1週間以上前に電話か店頭で受付をしております。
レギュラーですが、午後には完売していることも多いので購入したい方は予約しておくことをお勧めします。
インコ和菓子 吉祥庵店主の思い
和菓子を年代問わず沢山の人に知ってほしいと強くおっしゃっていました。
和菓子はあんから手作り、ゆずあんもゆずから自家製で仕込み練り上げ、お団子も1本1本焼く。お赤飯も1つ1つ丁寧に小豆からこだわり蒸して作っていらっしゃいます
この断面も切った時にバランスよく出るように絞り出す時をイメージして色の配置や厚み、熟練の職人さんでないとできないすごい技です。
お団子もお赤飯もお赤飯に添えてあるごま塩も店主自ら焙煎しています。
和菓子全て店主自ら手作業で作ると言うこだわりです。
インコ和菓子をお迎えする時の注意点
- 消費期限は要冷蔵で2日間になります。
- インコちゃんたちを長時間の連れ歩きをなさる場合は、ゲージ(保冷バック)と保冷剤をご持参ください。
とInstagramなどで皆様にお願いしております。
また購入して帰宅する際も
和菓子は大変デリケートなので平に持ち歩き、無事に自宅までお持ち帰りください。とお声がけいただき、店主の方のインコちゃんズに対する優しいお気持ちが伝わってきました。
可愛すぎるインコ和菓子吉祥庵 まとめ
インコちゃんズと言うインコ好きな方は一度はお迎えしてみたいインコちゃんズシリーズ。
期間限定もあり毎日投稿を拝見しているだけでも楽しめるインコちゃんズ。
え?あのインコちゃんも和菓子にできるの!と驚くくらいの素晴らしいインコちゃんの再現。
食べるのも迷ってしまうくらいの可愛さに、取材させていただいたインコちゃんズにドキドキしながら、店主の思いや帰り際に「インコちゃんは100種類以上まだまだあるのでこれからも楽しみです」とおっしゃっていた姿が印象的でした。
ぜひ一度足を運んでみてください。
不定期ですが最近は通販も限定で行っているそうなので常にチェックしておかれることをお勧めします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
和菓子處「吉祥庵」のご紹介
和菓子處「吉祥庵」
【場所】神奈川県高座郡寒川町倉見3830-7
【定休日】月曜・第2.4火曜
【営業時間】10時〜17時
150年続く伊豆稲取の老舗の味を引き継ぐ和菓子店。
1992年に店主の黒田和比古さんの父、故・初吉さんが寒川で開店しました。
現在はお母様とお二人でされていらっしゃいますが、仕込みや和菓子作りは和比古さんがお一人で全てされていらっしゃいます。
Instagramはこちら
商品が大変人気で午前の早い時間で売り切れることも多いので、絶対に購入したい!という方は
Instagramをチェックしてみてくださいね。
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