小さくて可愛らしい仕草を見せてくれるペットとしても飼いやすくて人気のセキセイインコ。
実はとても敏感で繊細な心の持ち主の生き物なのです。
飼い主さんの何気ない行動で傷つけてしまうことがあります。
今回はセキセイインコの心を傷つけないためにも、やってはいけないことを確認していきましょう。
大きな声で怒らない
まだ人間に慣れていないセキセイインコの場合、強く噛んできたり、物をかじったり、思うように行動してくれず飼い主さんを困らせてしまうことがありますよね。
ついつい感情的に叱ってしまうこともあるかと思いますが、一度気持ちを落ち着かせてセキセイインコに接してあげましょう。
感情的に大きな声を出して叱っても、セキセイインコにとって急に怒られたことを理解することは難しいのです。
飼い主さんの怒った大きなお声や、お顔に恐怖心を覚えてしまい傷ついてしまいます。
セキセイインコがいけない事をした時は、鼻に息をフッと吹きかけて、飼い主さんが怒っているんだよ!というサインを送りましょう。
やってはいけない事をしたと理解させることが大切です。
コミュニケーションを取らない
セキセイインコとのスキンシップタイムはとても大切な時間です。
飼い主さんに遊んでもらえる事をとても楽しみにしています。
小さなおもちゃなどを使ってコミュニケーションを取ってあげることで、飼い主さんのこと一緒に遊んでくれる楽しい人だと認識してくれるでしょう。
セキセイインコ は規則正しい生活を好みますので出来るだけ、同じ時間帯に放鳥をして、セキセイインコの生活リズムを壊さないようにしましょう。
放鳥する日がバラバラになってしまうと、飼い主さんはなんで遊んでくれないのかな?とのセキセイインコの心を傷つけてしまいます。
時間を取るのが難しい日でも、少しだけコミュニケーションは取るように心がけましょう。
また、放鳥後なかなかケージに戻ってくれない時に無理やり追いかけてケージへ入れようとするのはやめましょう。
小さなセキセイインコにとって、人間の手はとても大きく感じるものです。無理に掴まれると恐怖心を抱いてしまいます。
捕まえられることが怖くなってしまい、放鳥するたびケージへ戻らなくなってしまう可能性があります。
ケージの入り口付近におやつを置いてあげたりなどして、ケージへ導いて入りやすくしてあげると良いでしょう。
なかなか戻ってくれない場合は、タオルなどでそっと包みケージへ戻してあげましょう。
他のインコばかりを可愛がる
1羽飼いしている場合、特に気にすることはありません。
複数飼いしているお家や、既にセキセイインコを飼育しているケージへ新しい子ををお迎えした場合は気をつける点があります。
飼い主さんは後から来た子が、慣れてきたかを気にしすぎていると、元々飼っているセキセイインコは飼い主さんを取られたと感じでやきもちを焼いてしまう事があります。
同じケージで飼育している子たちには平等に接してあげるようにしましょう。
インコを放鳥しない
普段手乗りで慣れているインコは、突然放鳥しなくなるとストレスを感じます。
毎日同じくらいの時間を安定的に放鳥してあげるようにしましょう。
例えば、朝放鳥すると決めている場合は毎日朝に放鳥してあげましょう。
最低でも30分程度の放鳥は必要です。
放鳥することで羽根を伸ばして飛べたり、人とコミュニケーションをとることができます。
まとめ
セキセイインコの心を傷つけて信頼関係を壊さないためにも、日頃からたくさんスキンシップを取ってあげるようにしましょう。
もし、何かの拍子に信頼関係が崩れてしまったとしても毎日の餌や水の交換、ケージのお掃除、基本的なお世話をきちんとしてくれる人をきちんと認識しています。
優しく声掛けをしながらお世話をしてあげることで再び飼い主さんに安心感を抱き懐いてくれるでしょう。
小さな生き物にもちゃんと心があるということを忘れずに可愛がってあげてくださいね。
コメント